iPhoneを売るタイミングは、査定額を大きく左右します。同じ端末でも、新型iPhoneの発表前と発売後では、買取価格に数千円から数万円の差が出ることがあります。
2026年秋は、新型iPhoneの発表に加え、7月に行われた日本国内のiPhone価格改定、円安、中古端末の需要増加が重なります。そのため「新型発表後は必ず暴落する」と単純には言えませんが、売却端末が増える9月から10月にかけて、旧モデルの査定額が下がりやすくなる点は変わりません。
結論からいえば、買取価格を最優先するなら新型発表前、買い替えの利便性を優先するなら新しいiPhoneへデータ移行した直後が売り時です。
結論:2026年にiPhoneを売るベストタイミング
| 目的 | おすすめの売却時期 | 理由 |
|---|---|---|
| できるだけ高く売りたい | 7月末~8月 | 新型発表前で売却端末がまだ少ない |
| 新型へ買い替えたい | 新型購入・データ移行直後 | 旧端末が不要になった時点で早く売れる |
| 秋の相場を見て判断したい | 9月前半まで | 発表前なら大幅下落を避けやすい |
| 端末を使わず保管している | できるだけ早く | 時間が経つほど年式とバッテリーで減価する |
| 故障やバッテリー劣化がある | 状態が悪化する前 | 故障進行による減額を防ぎやすい |
iPhoneは保管しているだけでも市場価値が上がることはほとんどありません。次に使う予定がない端末は、相場を待つより早く査定に出したほうが有利です。
なぜ新型iPhone発表前が高く売れやすいのか
新型iPhoneの発表前は、旧モデルの中古在庫がまだ急増していません。買取店は販売用の在庫を確保したいため、状態の良い端末に高めの査定額を付けやすくなります。
ところが新型発表後は、買い替えた利用者が一斉に旧端末を売却します。中古市場への供給が増えると、買取店は将来の販売価格下落と在庫リスクを見込み、買取価格を調整します。
- 新型発表前:中古在庫が比較的少なく、査定額が安定しやすい
- 発表直後:旧モデルの値下がりを織り込んで価格表が更新される
- 発売後:下取り・買取端末が増え、相場下落が本格化しやすい
- 10月以降:在庫量と中古販売需要によってモデルごとの差が広がる
関連記事
2026年秋の売却タイミングを月別に解説
7月末~8月:高く売りたい人の本命
新型発表前の7月末から8月は、2026年秋のなかで最も高値を狙いやすい時期です。とくにiPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone Air、iPhone 16 Proシリーズは、次世代モデルの発表後に売却が増える可能性があります。
新しい端末を先に用意できる人や、一時的に予備端末を使える人は、発表前に売却すると価格下落を回避しやすくなります。
9月前半:まだ間に合う可能性がある最終時期
新型発表日が近づくと、買取店が先回りして価格を下げることがあります。発表前であっても、リーク情報や発表イベントの案内が出た段階で相場が動く場合があります。
9月に入ってから売る場合は、数日迷っている間に査定額が変わる可能性があるため、価格保証の有効期限を確認しましょう。
新型発表直後:価格より買い替えやすさを優先
新型iPhoneを予約してから旧端末を売る場合、発表前の最高値では売りにくくなります。しかし、旧端末を使いながら新型の到着を待てるため、生活や仕事への影響を抑えられます。
発表後に売るなら、予約開始から発売までの期間に複数店舗の価格を比較し、新型到着後すぐにデータ移行と初期化を済ませることが重要です。
9月後半~10月:下落しやすいが中古需要は強い
新型発売後は、下取りや買取に出された端末が市場へ流入します。特に前年モデルや販売台数の多い標準モデルは在庫が増え、査定額が下がりやすくなります。
一方、2026年は国内の新品価格が上昇しているため、価格を抑えてiPhoneを買いたい人が中古・再生スマホへ移る可能性があります。中古販売需要が強ければ、人気モデルの買取価格は一定程度支えられることもあります。
11月以降:売れ残り在庫が多いモデルは注意
ブラックフライデーや年末商戦で中古販売需要が増えても、在庫が多すぎるモデルは買取価格が戻らないことがあります。売却を先延ばしにしていた端末は、年式が古くなり、バッテリーも劣化するため、待つほど有利になるとは限りません。 関連記事
モデル別に見る「売るならいつ?」
| モデル | おすすめの売却時期 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| iPhone 17 Pro/Pro Max | 新型発表前 | 高額モデルで、下落率が同じでも下落額が大きい |
| iPhone 17 | 急がない場合は発表内容を確認 | 次期標準モデルの発売時期によって相場が変わる |
| iPhone Air | 発表前を優先 | 後継機の評価で相場が大きく変わる可能性 |
| iPhone 16 Pro/Pro Max | 8月~9月前半 | 新しいProモデルの中古流入前が有利 |
| iPhone 16/16 Plus | 新型発表前~直後 | 流通量が増える前に売ると価格を守りやすい |
| iPhone 15シリーズ | できるだけ早め | 16・17シリーズの中古在庫と競合しやすい |
| iPhone 14シリーズ | 使用予定がなければ早め | 年式による減価とバッテリー劣化が進む |
| iPhone 13シリーズ | 使わないなら今 | 相場回復より経年減価の影響が大きい |
売却を急いだほうがよい人
- 使っていないiPhoneを保管している
- 新型iPhoneを購入することが決まっている
- iPhone 17 Proや16 Proなど高額モデルを売る予定
- バッテリー最大容量が低下している
- 画面や背面に傷が増えそうな状態で使っている
- 分割払いを完済しており、ネットワーク利用制限に問題がない
とくに使っていない端末は、待つ理由がほとんどありません。査定額が下がる前に、現在の価格を確認しましょう。
発表後まで待ってもよい人
- 現在のiPhoneが生活や仕事に必要
- 新型の正式スペックを確認してから買い替えを決めたい
- データ移行後も旧端末を数日間手元に残したい
- 買取価格より、買い替え手続きの安全性を優先したい
- 数千円程度の価格差なら許容できる
高く売ることだけを優先して、必要な端末を先に手放すのはおすすめできません。認証アプリ、銀行アプリ、LINE、写真、eSIMなどの移行を確認してから初期化するほうが安全です。
売却前にやってはいけないこと
査定額を確認せずにバッテリー交換する
売却直前にバッテリーを交換しても、交換費用を査定額の上昇分で回収できるとは限りません。非純正部品を使用すると、かえって減額される場合もあります。
一店舗の価格だけで即決する
iPhoneの査定基準は店舗ごとに異なります。ある店舗では傷として減額されても、別の店舗では通常使用の範囲として扱われることがあります。最低でも複数店舗の価格と減額条件を比較しましょう。
データ移行前に初期化する
写真や連絡先だけでなく、LINE、認証アプリ、電子マネー、銀行アプリ、ゲームデータ、eSIMの移行を確認してから初期化してください。バックアップがあっても、アプリごとに別の引き継ぎ操作が必要な場合があります。
高く売るための7つの準備
- 売却日までケースと画面保護フィルムを使用する
- 箱、ケーブル、付属品を探してそろえる
- 端末代金の残債とネットワーク利用制限を確認する
- 複数の買取店で査定額を比較する
- 価格保証の期間と条件を確認する
- 柔らかい布で端末を軽く清掃する
- データ移行後、Apple Accountからサインアウトして初期化する
査定額だけでなく、送料、振込手数料、キャンセル時の返送料、査定結果の有効期限も確認してください。表示上の最高価格が高くても、減額基準が厳しい場合があります。 関連記事
Apple Trade In・買取店・フリマはどれを選ぶ?
| 方法 | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| Apple Trade In | 買い替えを簡単に済ませたい人 | Apple製品購入時に利用しやすい |
| キャリア下取り | 機種変更と同時に手続きしたい人 | ポイントや購入代金への充当が中心 |
| 買取専門店 | 査定額を比較して現金化したい人 | 容量、状態、人気色を細かく評価する場合がある |
| フリマアプリ | 手間をかけて高値を狙いたい人 | 手数料、発送、返品、購入者対応が必要 |
Apple Trade Inでは、対象端末を下取りに出すことで新しいApple製品の購入価格へ充当できます。正確な下取り額を確認するには、端末情報やシリアル番号の入力が必要です。
売却と買い替えを安全に進める順番
- 新しい端末を購入または用意する
- 旧iPhoneのバックアップを作成する
- 写真、LINE、認証アプリ、電子マネー、eSIMを移行する
- 新しい端末で通話・通信・主要アプリを確認する
- 旧端末のApple Accountからサインアウトする
- 「iPhoneを探す」を解除する
- すべてのコンテンツと設定を消去する
- SIMカードを取り出し、買取店へ発送または持ち込む
売却価格を少し高くすることより、データやアカウントを確実に移行することのほうが重要です。とくに仕事用の認証アプリや銀行アプリがある場合は、新端末で利用できることを確認してから旧端末を消去してください。

よくある質問
iPhoneは何月に売ると高いですか?
秋に新型iPhoneが発表される年は、7月末から8月が高く売りやすい時期です。9月に入ると、新型発表を見込んで買取価格が先に下がることがあります。
新型iPhoneの発表後、買取価格はすぐ下がりますか?
モデルによっては発表当日または翌日から価格表が更新されます。とくに前年のProモデルや流通量の多いモデルは、早く下がる可能性があります。
使っていない古いiPhoneは持っていたほうがよいですか?
予備端末として使う予定がなければ、早めの売却が基本です。時間が経つほど年式が古くなり、バッテリー劣化やOSサポートへの不安から市場価値が下がります。
機種代金の残債があっても売れますか?
残債がある端末を買い取る店舗もありますが、減額や条件付きになる場合があります。支払いが滞るとネットワーク利用制限がかかる可能性があるため、完済後の売却が安心です。
売る前に初期化すればデータは安全ですか?
Apple Accountからサインアウトし、「iPhoneを探す」を解除したうえで、すべてのコンテンツと設定を消去してください。信頼できる買取店では、受け取った端末に追加のデータ消去を行う場合があります。
まとめ:高値なら発表前、安全性ならデータ移行直後
2026年にiPhoneを高く売りたいなら、新型発表前の7月末から8月が本命です。9月以降は旧端末の売却が増え、iPhone 17 Pro、iPhone Air、iPhone 16 Pro、iPhone 15シリーズなどを中心に、買取価格が下がりやすくなると予想されます。
ただし、現在使用中の端末を無理に先に売る必要はありません。データ移行や認証アプリの確認を優先するなら、新しいiPhoneへ移行した直後に売る方法が安全です。
使っていない端末は早めに売り、使用中の端末は新型発表前の査定額と買い替え後の利便性を比較して判断しましょう。相場だけでなく、端末状態、減額条件、価格保証、データ移行まで含めて計画することが、iPhone売却で損をしないポイントです。
参考情報:



